Tribute to Sultanov Vol.5 ~今泉響平 CD発売記念リサイタル~

アレクセイ・スルタノフへのリスペクトをテーマにしたコンサートシリーズ「Tribute to Sultanov」の第5回目を開催致します。
当シリーズのメインピアニスト担当の今泉響平さんのCD発売を記念し、スルタノフとホロヴィッツに捧げるコンサートになります。
Tribute to Sultanov Vol.5のお知らせ(表)

概要

公演タイトル:Tribute to Sultanov Vol.5 ~今泉響平 CD発売記念リサイタル~
- ホロヴィッツ没後30周年・スルタノフ生誕50周年 -

日時: 2019年3月31日(日) 18:40 開場 19:00 開演
会場: MUSICASA(小田急線代々木上原駅 徒歩4分)
前売:3,000円 当日:3,500円 全席自由

出演
ピアノ:今泉 響平
トーク:村上 雄介

主催: アレクセイ・スルタノフ支援会
後援:一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)、響企画、MPM企画
チケット申し込み専用サイト:PC用 / Mobile用
お問い合わせ: concert@alexeisultanov.jp

プログラム

F.シューベルト:4つの即興曲Op.90より第3曲 変ト長調
F.シューベルト:4つの即興曲Op.90より第4曲 変イ長調 (A.スルタノフ版)
F.リスト=V.ホロヴィッツ:ハンガリー狂詩曲第2番 S.244/2 (A.スルタノフ版)
F.リスト=V.ホロヴィッツ:巡礼の年報 第1年 「スイス」S.160より第6曲 「オーベルマンの谷」
F.リスト=V.ホロヴィッツ:2つの伝説 S.175より第2曲 「波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ」
M.ムソルグスキー=V.ホロヴィッツ:展覧会の絵

曲目・曲順が変更になる場合がございます。

出演者プロフィール

今泉響平(Kyohei Imaizumi) ピアノ
福岡県出身。10歳よりスズキ・メソードでピアノを始める。15才で全過程を終了。
高校卒業後、単身渡露。チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院及び大学院課程を修了。また、大学院課程には最高得点で入学。
第1回ラザール・ベルマン国際ピアノコンクール(イタリア)第1位、ピアノアジア賞。第39回ピティナ・ピアノコンペティション特級セミファイナリスト。他、国内外のピアノコンクールにて数々の賞を受賞。
これまでに井崎正浩指揮スズキ・メソード管弦楽団、アレクサンドル・フルギン指揮カントゥス・フィルムス管弦楽団、アレクサンドル・シュロフ指揮ルガーンスクフィルハーモニックアカデミー交響楽団、アンドレイ・レイン指揮グネーシン音楽大学室内管弦楽団、アレクセイ・ステブレフ指揮マイモニード総合大学交響楽団とピアノ協奏曲を共演。
モスクワ音楽院在学中よりロシアで活発に演奏活動を開始し、モスクワ音楽院にて東日本大震災追悼コンサートに出演、在ハバロフスク日本国総領事館主催でソロリサイタル、在ユジノサハリンスク総領事館主催でデュオコンサート、在ロシア日本国大使公邸にて天皇誕生日祝賀レセプションで演奏、タンボフで「ロシアにおける日本年」及び「ラフマニノフ生誕145周年」記念演奏会でコンサートを行いまた、イワノフカのラフマニノフ博物館にて演奏、第26,27回ニューネーム音楽祭に出演。第27回にて学生ながら審査員に抜擢されコンクールの審査員を務める。
アメリカニューヨーク州立大学にて行われたNew Paltzマスタークラスに選抜され参加。著名なピアニスト達から指導を受ける。
これまでに重松正大、イリヤ・オフチニコフ、フィリップ・カウィン、ロベルト・ハミルトン、パウル・オーストロフスキー、アレクサンダー・コルサンティア、ヴラディーミル・フェリツマン、ハエ=スン・パイク、ミハイル・ヴォスクレセンスキー、イリヤ・ラシュコフスキー、岩崎淑の各氏のレッスンを受講。これまでに中島京子、田中やすゑ、田中正也、ヴラディーミル・オフチニコフの各氏に師事。
現在ピアニストとしてソロ・アンサンブルのみならず、演歌歌手走裕介と共演するなど、ジャンルを超えて活動し、後進の指導、コンクールの審査員も行っている。

村上雄介(Yusuke Murakami) トーク
日本アレクセイ・スルタノフ支援会代表。
1996年より「アレクセイ・スルタノフ応援サイト」を立ち上げ、スルタノフファミリーと連絡を取り合いながら、国内外への啓蒙を行う。
2004年「アレクセイ・スルタノフ ライブ・イン・リガ」CDの製作の企画・監修
2008年・2009年 スルタノフ追悼コンサート「Homage a Sultanov」の企画を実施
2014-2019年「Tribute to Sultanov」シリーズの企画および出演
アレクセイ・スルタノフブログに記事を定期投稿中。

アレクセイ スルタノフ (Alexei Sultanov)
1969年8月7日、チェリストの父、ヴァイオリニストの母より、ウズベキスタンの首都タシケントにて生まれる。6歳よりタマーラ・ポポヴィチ女史に師事。7歳でモーツアルトのピアノ協奏曲(K.382)を演奏しデビュー。モスクワ中央音楽学校、モスクワ音楽院でレフ・ナウモフに師事。1989年、最年少の19歳で第8回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールに優勝。1995年第13回ショパン国際ピアノコンクールにて最高位を受賞。スルタノフはコンクール史に残る多くの名演を残し、コンクールは常にスルタノフを中心に回った。コンクール後は日本やポーランドを中心に世界中でコンサートを行い、常に聴衆を熱狂させていた。
2001年、硬膜下血腫にて入院、左半身麻痺になる。スルタノフ夫人との二人三脚で、厳しいリハビリメニューを行いながら、2004年右手のピアニストとして、ボランティア活動を開始する。病院施設などで電子キーボードを使ったミニコンサートを繰り返した。大きな病を抱えながらも、スルタノフが懸命に右手でメロディーを奏でる姿は、重症患者たちに"ネヴァー・ギブ・アップ"のメッセージを与え、大きく勇気付けた。同年アメリカ合衆国国籍を取得。2005年6月30日 フォートワースの自宅にて逝去。
Tribute to Sultanov Vol.5のお知らせ(裏)
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